からだから心を見つめる。フォーカシングについて

セッションを始める前のカウンセリングでうかがうことの一つに
「今日はどんな感じですか?」という質問があります。

 

ここでお体の状態を話されるかたや、
気持ちについて、状況についてお話される方など、様々いらっしゃいます。

その中で共通してさらに伺うのは
「今のからだはどんな感じですか?」ということです。

 

これ、実は潜在意識の声を聞くための第一歩なのです~

なぜかというと。。。

 

一番身近で、近すぎて見えないもの。
その一つに「自分のからだ」があります。

 

からだ、のほかに瞬間瞬間ぷくぷく湧き出る思いや感情があるわけですが
・嬉しい!
・腹がたつ
・悲しい
・なんで?!
・・・などなど。この感情とからだ、別のものではありません。

 

感情はエネルギーなので、何かの感情を抑えた途端にその放たれなかった思いは、
「エネルギーのうっ積(書くと硬いですが。)」となって体にたまります。

これが、
「なんだか心が重いよ・・・ストレスだ・・・」とか
「体もしんどい・・・呼吸も浅いし(気づきにくいかもしれませんが)。なんかガチガチ~~」
となるわけです。

 

この溜まる部分は感情によっては決まった臓器だったり、
やっぱり人によって違ったりしますが、
とにかく体にどんどん蓄積されていきます。
(年を重ねるにつれ体が硬くなるのって、よくわかる~~)


今、これを読んでいる瞬間、あなたの感覚はどこにありますか?
目、頭、眉間、もしかしたら首の後ろや肩、などいろいろあるかもしれまんせん。

でも、からだはその他にも背中やお尻、足の裏、内臓たち。
たくさんのパーツでできています。

そのWHOLE、全部、が私たちの体なのですが普段の生活で、
「全部」を意識することってなかなかナイかもしれません。

抑えた感情はその、普段意識しないところにひっそりと隠れています。
・・・けなげだなぁ。


朝起きたときや夜寝る前、パソコンを閉じたとき、など、


ほんの数分、目を閉じてゆったりと呼吸をしてみる。

そのときに、頭のてっぺんから足のつま先まで自分のからだの内側を

ゆーっくりとスキャンするように眺めてみます。

 

。。。

 

すると。

普段肩こりや目の疲れ、腰痛など「はっきりしたしんどさ」に隠れていた、

他の部分の存在感が出てきます。(慣れると絶対にわかります~)

そして、その「存在感」を見つけたら、その部分をより注目して呼吸を続けます。

(目を閉じたまま。)

すると。その「存在感」は何か話し出す、もしくはからだの中に輪郭が浮き出てくるような

感じになります。そうしたら、今度はその「存在感」と話してみる。

 のですが、読んでいるだけでは「なんのこっちゃ。」かもしれませんが、

実際すると、「おー」という感じです。(すごく曖昧な表現ですが。。。)

 

そして、この「体の存在感と対話する」は「フォーカシング」(上のオレンジ色の部分。)

 というテクニックになるのですが、ヨガなどで体を動かす前に呼吸を深めたり、

瞑想されたりしてる方はわかりやすいかもしれませんね!

 

ま、とにかく、その「いつもは気づかなかった存在感」に目を向けるのは
「自分の心(の奥底にしまっていた感情)と対話すること」になります。

セッション自体も「てのひらの”対話”」を意識していますが、
自分で自分の体に目を向けること。
操作なしに、ただ寄り添ってその思いを見つめること。この対話。
とても穏やかで優しいこの感じはあらゆるストレスをゆるめるのにとても効果的です。

 

一人では難しい場合は「フォーカシング」で検索するといろいろワークショップもあります。

AROHAMでも使っています。

ぜひ体験されにいらしてくださいね。

 

一度見つめてからスタートするマッサージは、
力任せではない芯からのゆるみを取り戻すものです。

 

大事な大事な自分のからだ、いつもがんばっていることだし、
たまに「いつもお疲れさま^^」と全体を眺めてみるのもおススメです。

 

近いうちにこの「からだから心を見つめる」ワークショップ、開こうと思います☆

 

お読みいただき、ありがとうございました。

ご感想、質問、お問合せもお待ちしております♪

 

aroham.kee@gmail.com

 

love&joy

 

AROHAM
kee

 

 

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